2020年6月22日午前9時ごろ、仁志路島郷土記念館に展示されている絵画『ジェニファー』が勝手に修復され、失敗しているのを出勤してきた館長が発見し、役場お宝課に通報がありました。
絵画『ジェニファー』は仁志路島を発展させた仁志の第一夫人で、仁志が最も愛したと言われている女性です。
その美しさを後世に残そうと仁志が絵心がありそうな島民に描かせた中から最も美しく描けている絵を島の宝として保管をしていました。
仁志没後に大切に保管されている絵画『ジェニファー』を仁志路島郷土記念館に展示しておりました。
しかし、経年劣化のため修復を予定していた矢先、勝手に修復されてしまいました。
修復をしたのは、先日も他人のサトウキビ畑で勝手にミステリーサークルを作ろうとして失敗し、厳重注意を受けたなんとん地区在住で自称・芸術家のテリーさん(41)でした。

前回のサトウキビ畑ミステリーサークル事件と違い、今回は島のお宝を勝手に修復し、見事に失敗し、見るも無残なものにしてしまったことから、厳重注意で済ますわけにはいかないため、緊急の村議会が招集され、テリーさんの処分を検討した結果、1年間の社会奉仕活動とその間は芸術家を名乗ることを禁止することを命じました。
社会奉仕活動は、ビーチの清掃、観光地の清掃など主に島の美観を守る作業に従事します。
テリーさんに事情を聞きました。
「…ワァ~ン…美しいジェニファーが経年劣化で汚れていたので、自分の手で…ワァ~ン…修復したくて勝手にやってしまいました…ワァ~ン…もっと上手に…ワァ~ン…できると思ったんですが…ワァ~ン…予想以上に難しくてあんな風になってしまいました…ワァ~ン…ホントに申し訳ありませんでした…ワァ~ン…ヒックヒック」と某議員のように大泣きをしていました。
島民のみなさまにおかれましてはくれぐれも島のお宝を勝手に修復するようなことがないようお願い申し上げます。
島のお宝に関してご意見、お問い合わせなどがございましたら、お宝課までご連絡ください。
お宝課直通電話:244-0356