2020年6月26日午前9時ごろ、仁志路特許許可局に『お金配らないおじさん』というワードを商標登録したいと申し出がありましたが、審議入りすることとなりその成り行きが注目されています。
『お金配らないおじさん』を商標登録したいと願いでたのは、なんとん地区在住の後澤友吉さん(44)で仁志路島に本社を置く洋服会社『徐々町(JOJOMACHI:じょじょまち)』の元社長として島内でもお金持ちとして有名な方です。
後澤さんは若くして徐々町を立ち上げ、急成長させましたが昨年、社長を辞任し話題となりました。
その後、困っている島民を見つけてはお金を配ったりしていましたが、それを知った島民が我先にと後澤さんに援助を申し出る事態になりました。
さすがの後澤さんも困り果て、仁志路独自のSNS『ニシッター』において『お金配らないおじさんになります。』と宣言し、仁志路特許許可局に『お金配らないおじさん』の商標登録を出願するに至りました。
ところがこの『お金配らないおじさん』の商標登録に当局から待ったがかかったのです。
その理由を仁志路特許許可局局長、二木山氏に尋ねました。
「特許許可局では、常に公平公正で商標登録するワード決めていますが、今回のお金配らないおじさんに関しては、普通のおじさんもお金は配らないわけですから、商標登録をすべきか否かの判断に迷いました。その結果、お時間をいただいて審議することになったのです」
確かに普通はおじさんに限らず、他人にお金を配る人はいませんから、配らないのが当たり前です。
『お金配らないおじさん』が特定の人物を指すようなワードになってしまうとおじさんのほとんどは『お金配らないおじさん』になってしまうという懸念があるということです。
この審議の結果がどうなるのか?気になるところです。
仁志路特許許可局:244-1094945949