2020年7月2日午前6時35分ごろ、仁志路ノースショアで人が溺れているとライフガード課に通報がありました。
課員が駆け付けると仁志路ノースショアの沖合300mほどのあたりに溺れている人を発見し救助しました。
溺れていたのは、ぺーしゃー地区在住で写真家の翔任翌九さん(48)と判明。
事情聴取をしたところ「海面に上がってきたジンベイザメに甚平を着させて写真を撮ろうと思った。でもなかなか着せられないでいたらジンベイザメが水中に潜り始めたことで巨大な水流が起きて溺れてしまった」と語りました。
ジンベイザメに甚平を着させようと思った動機については「SNSに写真をアップすればたくさんのいいねがもらえると思った」ということです。
ジンベイザメは体長18mもある大型のサメでおとなしくて凶暴ではありませんが、巨体が巻き起こす水流により安易に近づくと巻き込まれてしまう場合があります。
今回は大事にはいたりませんでしたが、仁志路島沖合にはたくさんのジンベイザメが生息していますので、島民のみなさまはジンベイザメを目にしても決して近づかずに遠くで見守ってくださるようお願いいたします。
ライフガード課:244-612510