10月6日16時15分ごろ、仁志路中央通り商店街アーケードになんちゃっておじさんが現れました。
なんちゃっておじさんとは、数十年前に深夜放送のラジオで目撃談が語られたおじさんのことです。
そのあらましは次の通り。
おじさんが突然、不良にからまれてしまいます。
何もできないおじさんはしくしくと泣きだしてしまいます。
その姿にあきれた不良たちが去っていくの見届けると頭の上で両手を輪のように作り「なーんちゃって」と言い、何事も無かったようにその場から立ち去っていく、というのものです。
当時は仁志路島でも話題になりましたが、実際に見た人がいないことから都市伝説として語られるようになりました。
そんな中、多くの買い物客でにぎわう夕方の仁志路中央通り商店街アーケード内でしくしく泣いているおじさんが発見されました。
ほとんどの人たちは気持ち悪いので遠巻きにして見ていましたが、心優しい1人の男性が「どうかされましたか?大丈夫ですか?」と声をかけた途端「なーんちゃって」と叫び、笑いながら去って行ったということです。
その後、声をかけた男性からポリス課に通報があり、事情を聞いたところ、単なる悪ふざけで終われば実害はないが、誰にも受け入れられずにスルーされてしまった場合、エスカレートして事件に発展してしまうこともあり得るとしてモンタージュを作成しました。
島民のおかれましては、このモンタージュを印刷して持ち歩くようにしていただき、外出の際には十分注意していただくようお願いします。
もし、なんちゃっておじさんを見つけた場合は声をかけずにポリス課まで通報してください。
ポリス課直通電話:244-9132110